掛川市議会 > 2022-12-19 >
令和 4年第 6回定例会(11月)−12月19日-06号

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  1. 掛川市議会 2022-12-19
    令和 4年第 6回定例会(11月)−12月19日-06号


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    最終取得日: 2023-04-18
    令和 4年第 6回定例会(11月)−12月19日-06号令和 4年第 6回定例会(11月)               令和4年第6回(11月)             掛川市議会定例会会議録(第6号) 〇議事日程       令和4年12月19日(月) 午前9時30分 開議  日程第1    議案第119号  令和4年度掛川一般会計補正予算(第10号)について               予算決算 委員長 報告  日程第2    議案第120号  令和4年度掛川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第121号  令和4年度掛川後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第122号  令和4年度掛川介護保険特別会計補正予算(第2号)について
       議案第123号  令和4年度掛川周辺施設管理特別会計補正予算(第1号)について    議案第125号  令和4年度掛川水道事業会計補正予算(第2号)について    議案第127号  令和4年度掛川公共下水道事業会計補正予算(第2号)について    議案第128号  令和4年度掛川農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について    議案第129号  令和4年度掛川浄化槽市町村設置推進事業会計補正予算(第1号)について                予算決算 委員長 報告  日程第3    議案第130号  掛川市職員の定年延長に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について    議案第131号  掛川市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について    議案第132号  掛川市職員の定年等に関する条例の一部改正について    議案第133号  掛川市職員の退職手当に関する条例の一部改正について    議案第134号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    議案第135号  掛川特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について    議案第136号  掛川教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について    議案第137号  掛川市職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第138号  掛川一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について    議案第139号  掛川税条例の一部改正について    議案第140号  掛川介護保険条例の一部改正について                総  務 委員長 報告                予算決算 委員長 報告                文教厚生 委員長 報告  日程第4    議案第141号  市道掛川高瀬線道路改良工事変更請負契約の締結について    議案第142号  字の区域の変更について(板沢地区)    議案第143号  字の区域の変更について(高瀬地区)    議案第144号  公の施設の指定管理者の指定について(22世紀の丘公園)                総  務 委員長 報告                環境産業 委員長 報告  日程第5    議案第145号  令和4年度掛川一般会計補正予算(第11号)について  日程第6    議案第145号  令和4年度掛川一般会計補正予算(第11号)について                予算決算 委員長 報告  日程第7    議員派遣について  日程第8    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について  日程追加    議発第  4号  「職員の不祥事への対応に関する決議」について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 …………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………… 出席表のとおり                     議 事                 午前9時30分 開議 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 △日程第1 議案第 119号 ○議長(松本均) 日程第 1、議案第 119号を議題とします。  本件に関し、これから委員長報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました議案第 119号、令和 4年度掛川一般会計補正予算(第10号)について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  今回、市長から提案された補正予算は、主に本年度の人事院勧告に応じた職員人件費補正及びエネルギー価格の高騰などの影響に伴う電気料の増額をするための予算編成となっております。この予算案市民目線詳細審査を行うため 3つの分科会を設置し、議案を分割送付いたしました。  分科会での詳細審査後、去る12月13日、午前 9時29分から全員協議会室において、全委員出席の下、開会し、各分科会から審査の報告を受け、審査に入りました。  まず、総務分科会では、システム保守管理費のうち、マイナポイント申込窓口利用人数について、 3月から10月末までの利用人数が 1万 6,385人であると確認し、予算案は妥当であるが、かけがわ報徳パワー(株)卒FITへの取組について十分に検討し、市民への周知や啓発を積極的に行うよう今後に期待したいとの意見が出されました。  次に、文教厚生分科会では、新年度、学級数増加予定の学校が栄川中学校桜が丘中学校北中学校であること、現時点ではプレハブ設置の必要がないことを確認し、予算案は妥当であるが、電気料金高騰の問題は教育面コロナ対策とバランスを取ることが必要であるとの意見が出されました。  続いて、環境産業分科会では、静岡市から受入れ要請のあった災害発生土防潮堤整備に活用できる土質であり、量は 6万立米、 200メートル分であることを確認し、予算案は妥当であるが、カーボンニュートラルが叫ばれている中で道路照明LED化を進めていくべきであるとの意見が出されました。  以上、 3分科会から補正予算案は妥当であるとの報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 119号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第2 議案第 120号〜議案第 123号、議案第 125号、議案第 127号〜議案第 129号 ○議長(松本均) 日程第 2、議案第 120号から議案第 123号まで、議案第 125号及び議案第 127号から議案第 129号までの 8件を一括議題とします。  本 8件に関し、これから委員長報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました議案第 120号から議案第 123号まで、議案第 125号及び議案第 127号から議案第 129号までの 8件につきまして、予算決算委員会における審査の概要と結果を順次、御報告申し上げます。
     本 8件は一般会計補正予算の審査後、続けて審査を行い、分科会から審査報告を受けた後、審査に入りました。  初めに、議案第 120号、令和 4年度掛川国民健康保険特別会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 120号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 121号、令和 4年度掛川後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 121号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 122号、令和 4年度掛川介護保険特別会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 122号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 123号、令和 4年度掛川周辺施設管理特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  環境産業分科会では、予算案は妥当であるが、南北広場管理費の増額について、既設の水銀灯から省エネタイプへの交換が必要であるとの意見が出されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 123号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 125号、令和 4年度掛川水道事業会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  環境産業分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 125号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 127号、令和 4年度掛川公共下水道事業会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  環境産業分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 127号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 128号、令和 4年度掛川農業集落排水事業会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  環境産業分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 128号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 129号、令和 4年度掛川浄化槽市町村設置推進事業会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  環境産業分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 129号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本 8件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本 8件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本 8件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第3 議案第 130号〜議案第 140号 ○議長(松本均) 日程第 3、議案第 130号から議案第 140号までの11件を一括議題とします。  本11件に関し、これから委員長報告を求めます。  まず、総務委員会寺田幸弘委員長、御登壇願います。                〔寺田幸弘総務委員長 登壇〕 ◎総務委員長寺田幸弘) ただいま議長より報告を求められました議案第 130号から議案第 132号までの 3件につきまして、総務委員会における審査の概要と結果を順次、御報告申し上げます。  当委員会は、12月 7日、午前11時40分から第 3委員会室において、全委員出席の下、開会いたしました。  初めに、議案第 130号、掛川市職員の定年延長に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ特に申し上げる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 130号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 131号、掛川市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、条文中、55歳を超える職員を「高齢者」と表現した理由について質疑があり、当局より、地方公務員法に「高齢者部分休業」との表現があるため、それに併せて規定させていただいたものである、との答弁がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 131号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 132号、掛川市職員の定年等に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、この改正に対する職員組合との交渉状況について質疑があり、当局より、職員組合と協議を行い、妥結しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、準則どおり職員組合との協議で妥結していることなので、問題はないと思うとの意見が出されました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 132号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 次に、予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長から報告を求められました議案第 133号から議案第 139号までの 7件につきまして、予算決算委員会における審査の概要と結果を順次、御報告申し上げます。  本 7件は特別会計補正予算及び事業会計補正予算の審査後、続けて審査を行いました。分科会から審査報告を受けた後、審査に入りました。  初めに、議案第 133号、掛川市職員の退職手当に関する条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、職員への説明は今議会で議決された後、対象者に説明し、全庁的に資料を示しながら説明する予定であることを確認しました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 133号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 134号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 134号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 135号、掛川特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、特別職給与水準は平成17年の合併から変更されていないこと、期末手当支給率は近隣市と同じ水準で妥当であることを確認しました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 135号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 136号、掛川教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 136号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 137号、掛川市職員の給与に関する条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、職員組合とは10月から交渉を続け、11月10日に市長との団体交渉を終え、内容は妥結となったことを確認しました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 137号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 138号、掛川一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について、申し上げます。  総務分科会では、職員組合には一般職給与条例と共に説明したが、職員組合側からは特に意見は出ていないことを確認し、予算案は妥当であるが、人事院勧告や新しい制度の導入に基づくものなので、職員が働きやすいような形になるようお願いしたいとの意見が出されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 138号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 139号、掛川税条例の一部改正について申し上げます。  総務分科会では、今回の条例の一部改正は、台風15号で被害に遭われた方に対するものであることを確認し、予算案は妥当であるが、実態に併せて被災者に寄り添うような対応をしてもらいたいとの意見が出されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 139号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 続いて、文教厚生委員会嶺岡慎悟委員長、御登壇願います。               〔嶺岡慎悟文教厚生委員長 登壇〕 ◎文教厚生委員長嶺岡慎悟) ただいま議長より報告を求められました議案第 140号、掛川介護保険条例の一部改正について、文教厚生委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る12月 5日、午前11時25分から全員協議会室において、 7名の委員出席の下、開会いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、条例改正が行われた場合、台風15号の被災者の方は被災したときから減免されるのかとの質疑があり、当局より、減免されるよう別に定める予定であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、介護保険以外にも減免がすぐにできない事業があれば改正していく必要があると考えるとの意見が出されました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 140号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本11件に対する各委員長報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本11件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」との声あり〕 ○議長(松本均) 15番、鈴木久裕議員。 ◆15番(鈴木久裕) 議案第 134号については起立採決を求めます。 ○議長(松本均) ただいま鈴木久裕議員から手が挙がりましたので、議案第 134号について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) 起立全員でありますので、議案第 134号につきましては可決することに決定しました。
     それでは、これから議案第 130号、議案第 131号、議案第 132号、議案第 133号、議案第 135号、議案第 136号、議案第 137号、議案第 138号、 議案第 139号、議案第 140号の10件の原案につきまして可決することで御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本10件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第4 議案第 141号〜議案第 144号 ○議長(松本均) 日程第 4、議案第 141号から議案第 144号までの 4件を一括議題とします。  本 4件に関し、これから委員長報告を求めます。  初めに、総務委員会寺田幸弘委員長、御登壇願います。                〔寺田幸弘総務委員長 登壇〕 ◎総務委員長寺田幸弘) ただいま議長より報告を求められました議案第 141号から議案第 143号までの 3件につきまして、総務委員会における審査の概要と結果を順次、御報告申し上げます。  本件は、条例の審査に引き続き審査を行いました。  初めに、議案第 141号、市道掛川高瀬線道路改良工事変更請負契約の締結について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ特に申し上げる質疑なく、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 141号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 142号、字の区域の変更(板沢地区)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、小字の板沢山の名称を全部なくすことに至ったのはなぜかとの質疑があり、当局より、今回の変更は、五百済地区に該当するが、板沢山県道掛川大東線の青田のトンネル辺りから広範囲に広がり過ぎているため板沢山の小字をなくし、整理をしたものであるとの答弁がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 142号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 143号、字の区域の変更(高瀬地区)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、字の境界はこれでよいが、個々の筆境は換地処分されるまでに整理されるということかとの質疑があり、当局より、基盤整備事業を実施しているので、その形状に併せ筆の換地等をこれから進めていくと聞いているとの答弁がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 143号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 次に、環境産業委員会、藤原正光委員長、御登壇願います。               〔藤原正光環境産業委員長 登壇〕 ◎環境産業委員長(藤原正光) ただいま議長より報告を求められました議案第 144号、公の施設の指定管理者の指定について(22世紀の丘公園)の環境産業委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る12月 6日、午前11時34分から第 2委員会室において、全委員出席の下、審査いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、指定管理期間を 2年間とした理由について質疑があり、当局より、温水プール及び温浴施設部分の再整備計画を策定中で、令和 6年度に改修工事を行い、令和 7年度のリニューアルオープンを予定しているためであるとの答弁がありました。  委員より、プロポーザルにおいて、従前の運営を継続するだけにとどまらず、新規事業など発展的な提案はあったのかとの質疑があり、当局より、 5年前の指定管理者であり、現場にも精通しているので、新規事業などに期待が持てるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、指定管理者には次につなげる 2年間とするために新たなチャレンジをしてもらい、今後につながる発展的な事業展開を期待するとの意見が出され、他の委員より、これまでの指定管理者の検証をした上で次期の管理者にフィードバックをし、悪いところは改善し、よいところは引き継いでいただくことが必要であるとの意見が出されました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ、委員より反対の立場で、温水プールや温浴施設に不具合が出ている状況下において、指定管理から除外すべきであるとの討論があり、他の委員より賛成の立場で、プールだけでなく広範囲の業務を担っていることから、指定管理を除外し市で独自運営を行うことは雇用面も含め非常に難しいと考える。令和 7年度のリニューアルオープンまでのつなぎの期間とすることなく、市民サービスの向上のために自主事業等を立案していくことを期待しているとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、議案第 144号は、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 144号について、 7番、大井正議員、御登壇ください。                〔7番 大井正議員 登壇〕 ◆7番(大井正) 議席番号 7番、日本共産党議員団、大井正です。  私は、上程されている議案第 144号に反対の立場から討論に参加いたします。  反対理由は、大きく分けて 3つです。   1点目、私は社会教育を含む教育分野、そして福祉、子育て、市民活動支援といった分野はそれぞれの自治体の施策のありようがダイレクトに市民と向き合う場面だと考えています。そして、22世紀の丘公園は、まさに教育、福祉、子育て、市民活動の複合的実践のための施設であります。今の掛川で言えば、対話により市民の要望を酌み取り、その実現のためにSDGsの達成とDXの推進を併せ持った施策を立て、市民との協働でこれを実現するという久保田イズムを言葉ではなくて、体験により肌で感じることができる施設です。  その施設の企画・管理・運営と市民対応を全く別の経営理念で活動する企業に委ねるのはいかがなものか、そもそも論として私は反対です。   2番目の理由は、仮に指定管理という選択肢があるにせよ、令和 5年、令和 6年度の 2か年はこれにそぐわないということです。  発表されているとおり、現在、施設改修の方向性を検討中であります。これが完了しますと実施設計から工事施工というふうになる、それがこの 2年間です。方向性の策定から改修工事完了までの施設管理は、仮に今が指定管理期間中であったとしても、市が責任を持って行うべきです。偶然にもそれを前にして契約更新のときを迎えたのですから、ここは当然、指定管理再開時期を工事完了後に持ち越すべきでした。  指定管理のメリットとして、民間の活力及びノウハウを生かすということがうたわれているわけですが、たまり〜なの建屋について、この 2年間は受託企業が創意工夫して運営する余地がないわけです。委託する掛川市としても、工程や設計に関連するような創意工夫案を持ち込まれても対応ができないでしょう。  さらに、プロポーザル時点で温水施設は深刻な状態で、いつまでどのように利用できるのか分からない状態でした。このような状況下で運営の方策を立案させ、それを採点して委託先を決めても実際の運営には大きな変更が予想されていたわけで、少なくとも管理業務からたまり〜な建屋は除外されるべきだったと考えます。  続いて、反対理由の 3番目です。指定管理者の選定基準や配点が理解できない点です。  指定管理者の選定のために 5つの選定基準項目が設定されました。そして、それぞれの基準項目の中に 1つから 5つの審査項目が設けられ、応募企業はこの審査項目の設問に回答します。選定はこの回答を採点して行うんですが、 1項目当たり配点が25点から 175点、大きな差があります。これについて合理的な根拠と妥当性が不明確です。  また、選定基準項目を 5つ設定した理由も理解できません。具体的に言うと、当選した企業は 5つの選定項目中、単独トップだったのは 1項目だけでした。一方、次点に落選した企業は 5つの選定基準項目のうち 3つで単独トップでした。しかも、その 3つのうちの一つは選定基準項目として最高の配点を受けている項目でした。個数で 3つ、最高配点項目も取っている企業が次点だったんです。 5つの選定基準項目とは何なのか、理解できないゆえんです。  以上 3点を理由として、議案第 144号の反対討論といたします。 ○議長(松本均) 次に、同じく議案第 144号について、12番、松浦昌巳議員、御登壇ください。               〔12番 松浦昌巳議員 登壇〕 ◆12番(松浦昌巳) 議席番号12番、新しい風、松浦昌巳です。  私は、賛成の立場から討論に参加します。  本議案は、22世紀の丘公園の指定管理期間満了に伴い提出されたもので、外部審査員を含めた 5名の審査員により厳正な審査が行われたものと認識しており、審査結果については適当であると考えます。  また、指定管理期間を 2年間とした理由については、現在、22世紀の丘公園たまり〜な内の温水プール及び温浴施設部分の再整備計画を策定中であり、令和 6年度に改修工事を行い、令和 7年度のリニューアルオープンを予定しております。そのため指定管理期間を前回同様 5年間とした場合には、改修予定部分の 3年目以降における施設運営や経費等が算出困難であるため、これについても妥当であると考えます。  22世紀の丘公園は、常に子供連れの家族や各種団体の会議、イベント等による利用者が非常に多い施設です。再整備により指定管理期間内に利用が制限される施設もありますが、この 2年間も発展的なチャレンジをしていただくことを願って、私の賛成討論といたします。 ○議長(松本均) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第 144号について起立採決します。  本件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) 起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第 141号から議案第 143号までの 3件について一括採決します。  本 3件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第5 議案第 145号 ○議長(松本均) 日程第 5、議案第 145号を議題とします。  提出者から、提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第 145号について御説明申し上げます。  議案第 145号、令和 4年度掛川一般会計補正予算(第11号)については、歳入歳出それぞれ 1億 606万 3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 556億 1,047万 4,000円とするものでございます。  以上、御説明申し上げましたが、担当部長が補足説明いたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 次に、補足説明を求めます。大井総務部長。               〔大井敏行理事兼総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長(大井敏行) 11月定例会追加議案書の 5ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出それぞれ 1億 606万 3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 556億 1,047万 4,000円とするものです。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。  12ページをお願いします。  初めに、歳入です。  16款県支出金、 2項 3目衛生費県補助金 9,005万 2,000円の増は、妊娠期から出産・子育てまで、一貫した伴走型の相談支援の充実を図るとともに、経済的支援を一体として実施するため、歳出において、本年 4月以降に出産された方を対象に計10万円を交付する出産・子育て応援交付金事業を実施するもので、システム構築に係る経費については全額、その他の経費については国・県合わせて 6分の 5が県から一括で補助されるものです。  14ページをお願いします。  19款繰入金、 1項 1目基金繰入金 1,601万 1,000円の増は、本補正予算の財源の一部とするため、財政調整基金からの繰入金を増額するものです。  16ページをお願いします。  ここから歳出です。   4款衛生費、 1項 2目母子保健事業費 1億 606万 3,000円の増の主なものは、妊娠届出時に 5万円、出生届出後に 5万円を交付する出産・子育て応援交付金 9,550万円及びシステム開発費用 1,000万円です。  以上、議案第 145号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第 145号につきましては、所管の予算決算委員会に付託します。  この際しばらく休憩とします。                 午前10時27分 休憩                 午後 1時00分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 議案第 145号
    ○議長(松本均) 日程第 6、議案第 145号を議題とします。  本件に関し、これから委員長報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました議案第 145号、令和 4年度掛川一般会計補正予算(第11号)について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  今回、市長から提案された補正予算は、妊娠期から出産・子育てまで一貫した伴走型の相談支援の充実を図るとともに、経済的支援を一体として実施する出産・子育て応援交付金事業を実施するための予算編成となっております。  当委員会は、本日午前10時36分から全員協議会室において、全委員出席の下、開会いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、システム開発費以外の国・県・市の財源の負担割合について質疑があり、当局より、国が 6分の 4、県及び市がそれぞれ 6分の 1であるとの答弁がありました。  委員より、市の支出が発生することになったのはいつの時点で分かったのかとの質疑があり、当局より、11月 8日に閣議決定され、11月22日に厚生労働省より詳細の説明があったとの答弁がありました。  委員より、対象者の交付基準及び期間について質疑があり、当局より、妊娠届時には妊婦に対して、出生届時には出生児に対して交付され、期間は令和 4年 4月 1日から令和 5年 3月31日までであるが、今後については国の事業の継続を検討しているとの答弁がありました。  委員より、今年度の出生者数について質疑があり、当局より、11月末現在で 485人であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、制度構築が場当たり的で市の負担も発生することについて問題と感じるとの意見があり、委員より、国の交付金事業事務全般により市の職員の負担が増えており、全庁的な体制を整える必要があるのではないかとの意見があり、委員より、本事業に限らず、子育て支援策については今後も充実した支援を期待するとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 145号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第7 議員派遣について ○議長(松本均) 日程第 7、議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  本件は、地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件はお手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。 △日程第8 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について ○議長(松本均) 日程第 8、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項についてを議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付のとおり閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに決定しました。                 〔「議長」との声あり〕 ○議長(松本均) 18番、窪野愛子議員。 ◆18番(窪野愛子) この際、動議を提出します。  決議文を提出することを望みます。  今回、市当局から公務外非行による処分の報告を受け、私たち女性議員は大変大きなショックを受けました。男女共同参画の拡大、ダイバーシティをうたう掛川市のそれを推進するべき職員による行為で被害を受けた方がいることを思うと、大変心が痛みます。  現在行っている全職員へのアンケート結果などを真摯に受け止め、緊急に必要な措置を行うとともに、二度とこのようなことが起こらないような体制が取られることを心より望みます。女性が安心して仕事ができる、力を発揮できる職場は、全ての方が働きやすい職場になると考えます。  市議会として決議を上げることを提案いたします。  以上です。 ○議長(松本均) ただいま窪野愛子議員から決議文を提出されたいとの動議が出されました。  これから決議文を提出されたいとの動議について起立採決します。  決議文を提出する件に賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) ほかに賛成者がおりますので、掛川市議会会議規則第16条の規定により、決議文を提出する件は成立しました。  この際、暫時休憩とします。                 午後1時09分 休憩                 午後3時40分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程追加 議発第 4号 ○議長(松本均) 日程追加、議発第 4号を議題とします。  本決議は議員全員による提出でありますので、提出理由の説明は省略し、本文について二村禮一議員に朗読をお願いいたします。21番、二村禮一議員、御登壇願います。               〔21番 二村禮一議員 登壇〕 ◎21番(二村禮一) 議発第 4号、「職員の不祥事への対応に関する決議」について。  上記の議案を裏面のとおり提出する。  令和 4年12月19日提出。  提出者 掛川市議会議員  松 本   均 安 田   彰 橋 本 勝 弘  石 川 紀 子 鷲 山 記 世 高 橋 篤 仁  大 井   正 山 田 浩 司 藤 原 正 光  富 田 まゆみ 勝 川 志保子 松 浦 昌 巳  嶺 岡 慎 悟 藤 澤 恭 子 鈴 木 久 裕  寺 田 幸 弘 山 本 裕 三 窪 野 愛 子  山 本 行 男 草 賀 章 吉 二 村 禮 一            職員の不祥事への対応に関する決議  このたび相次いで発生した職員の不祥事については、市当局が男女共同参画の拡大、ダイバーシティを謳い推進している最中の事件であり、極めて憂うべきことと捉えている。  掛川市議会は、不祥事の再発防止と職員が安心して力を発揮し仕事が出来る職場づくりのため、市当局に下記の事項に対応をするよう求める決議を行う。                      記   1、職員へのアンケート調査の結果を踏まえて、再発防止計画の作成を行い公表すること   2、良好な職場環境をつくり、安心して職務に専念できる体制を整えること   3、不安を抱えている職員の安全安心の確保に努めること  令和 4年12月19日                                    掛川市議会 ○議長(松本均) ただいまの朗読のとおりであります。  本決議につきましては、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決します。  本件は、提案のとおり決定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は提案のとおり可決されました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) 挨拶の前に、職員の不祥事に伴う懲戒処分についてお詫びを申し上げます。  今般、 2つの事案に関しまして、それぞれ停職 6か月、停職 1か月の懲戒処分を行い、12月12日に公表をいたしました。いずれも公務外の非行とはいえ、立て続けに 2件の懲戒処分を公表する結果となり、市議会議員の皆様をはじめ、市民の皆様からお叱りを受けて当然の事態であると重く受け止めております。掛川市役所の組織の長として、内部の綱紀粛正の徹底が不十分であったと言わざるを得ません。改めて心よりお詫び申し上げます。  市民の皆様からの信頼を回復するためには、これまで以上の取組が必要でございます。私自身も、事件直後に直接、部課長の職員に対し安心して働ける環境をつくることは幹部職員の役割であることを強く訴え、職場の改善に取り組むよう指示したところでございます。また、職員相談体制の強化を図るため、事件や事故に発展する前の段階で気軽に安心して相談できる窓口を新たに設置いたしました。  引き続き職場内のコミュニケーションの見直しや意識改革に取り組むとともに、全ての職員が掛川市職員としての自覚を強く持ち、より一層、公務員倫理の意識を向上させて職務に取り組んでまいる所存です。  このたびの不祥事で市民の皆様に多大な御迷惑をおかけし、公務への信頼を損ないましたことを改めて心からお詫び申し上げます。  また、この件につきましては、今ほど決議もいただいたところでございます。私どもとしても、この決議を重く受け止めさせていただきたいと思っております。  それでは、改めて11月定例会の閉会に際しまして一言、御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会につきましては、一般会計補正予算をはじめ、条例の一部改正など多くの重要案件について御審議をいただきました。これらの議案のいずれも原案どおり議決をいただき、厚く御礼を申し上げます。  代表質問では、 5つの会派から市政運営における課題、災害対策、DX推進、農業振興地域制度など大局的な見地に立った御質問をいただきました。また、一般質問につきましても、 8人の議員の皆様から高齢者支援、地方分権、地域医療、創業支援、ふるさと納税、環境施策、地域要望、移住・定住など、市政運営における重要な政策につきまして御質問や御提案をいただきましてありがとうございました。議員の皆様と交わした政策議論につきましては、今後の市政運営に反映させて行政課題の解決を図ってまいります。  続いて、数点御報告をさせていただきます。
     初めに、第72期王将戦七番勝負第 1局の開催について申し上げます。  来年 1月、掛川城二の丸茶室を舞台に、王将戦の第 1局が開催されます。掛川市では平成21年度から14期連続で王将戦が開催されており、新春の掛川の風物詩となっております。今期王将戦は、前回タイトルを奪取し初防衛を目指す藤井聡太王将に対し、挑戦者決定リーグを全勝で勝ち進み、自身の 100期目のタイトル獲得をかけ羽生善治九段が挑むというまさに頂上決戦と言え、将棋ファンのみならず、注目の対局となります。  王将戦の対局に併せてプロ棋士が解説をする大盤解説会を大日本報徳社で行うとともに、より多くの方に楽しんでいただけるようサテライト会場を設け、解説の模様をライブ配信いたします。県内外からも多数のお客様においでいただき、新春の掛川をお楽しみいただけるようおもてなしをいたします。  次に、街なか空き店舗活用事業、チャレンジBASEなかまちについて申し上げます。  本事業では、街なかの空き店舗を市が借り上げて、市内に出店意欲のある方に 6か月間を上限に店舗を貸し出しておりましたが、第 1期が12月末をもって終了いたします。  第 2期は 1月 1日からとなり、その出店者が決定いたしました。出店する 3つの店舗は、メキシコ料理のPasele ぱせれ、駄菓子屋のK・アゴラ、インターネット初心者のサポートなどを行うWEB STUDIO 神楽です。なお、WEB STUDIO 神楽につきましては、第 1期に出店されていた神さまアロマが事業拡大したものということです。  今回は、人とつながりたい、街なかのにぎわいづくりにも貢献したいという強い思いを持つ方が集まりました。議員の皆様をはじめ、市民の皆様にもぜひ御来店くださいますようお願いいたします。  次に、子育て世帯を支援するための商品券配布事業について申し上げます。  子育て世帯に対しまして、現在、掛川市で実施しております掛川市プレミアム付商品券事業における紙商品券を無償配布いたします。商品券の配布対象者は、掛川市に住民登録をしている高校生以下の子供であります。12月中旬から、対象のお子さん 1人につき 1冊 9,000円分の買物ができる商品券を世帯主へ郵送いたしました。  商品券は、現在実施しております掛川市プレミアム付商品券と同様、市内の 660の店舗で来年の 1月31日まで利用できます。物価が高騰する中、生活必需品などの購入に御活用いただき、市内の事業者への支援について御協力をお願いいたします。  次に、本日発表いたしました令和 4年かけがわ市政10大ニュースについて申し上げます。  まず、第 3位でありますけれども、「第76回全国茶品評会『深蒸し煎茶の部』で、 3年連続、通算24回目の産地賞を受賞」となりました。山東茶業組合が最高位である農林水産大臣賞を受賞し、また上位10位以内に市内の生産者が 8点を占めるという快挙の達成であり、「茶どころ掛川」を全国に発信することができました。  産地賞の受賞は、良質茶の生産に取り組む皆様をはじめ関係各位の御努力の賜物であり、深く敬意を表します。今後も、掛川市として、全力で掛川茶のブランド力強化と情報発信に努めてまいります。  続いて、第 2位でありますが、「掛川市初の女性副市長として石川紀子氏就任」が選ばれました。ポストコロナ時代における喫緊の課題解決に向けて、スピード感を持って行動することのできる即戦力の人材を募集したところ 1,498人の応募があり、石川紀子氏が選ばれたところでございます。石川副市長は、DXの推進、ダイバーシティ経営、働き方改革、広報シティプロモーションについて自ら旗振り役となって、民間で培ってきた経験やノウハウを積極的に発揮していただいているところでございます。  そして、今年の第 1位でありますが、「台風15号により市内で大きな被害」となりました。台風15号は 9月23日から24日にかけて市内に甚大な被害をもたらし、土砂災害により尊い人命が失われところであります。特に山間部で雨が降り続いたことから、土砂崩れや護岸の崩れによる道路や河川への被害が数多く発生いたしました。また、家屋等への浸水被害や停電、断水など市民生活に大きな影響を与えました。この災害を教訓に自然災害による死亡者ゼロを目指し、地域防災体制の強化、災害対策の充実を図ってまいります。  結びに、来年は 1月 8日からNHKの大河ドラマ「どうする家康」が放映されます。若き日の徳川家康公の活躍の舞台として、掛川城、高天神城、横須賀城が登場するのではないかと期待されます。そこで、お城での戦いの様子や掛川ゆかりの武将を紹介し、これらの城が歴史上重要な合戦の地であることを広く知っていただき、掛川市のシティプロモーションにつなげてまいります。  そして、引き続き市民の皆様と積極的な対話により相互理解を深め、諸課題の解決につなげるとともに、「未来に向けてチャレンジできるまち掛川」に向けて全力で市政運営に取り組んでまいります。  議員の皆様には、これまでの市政運営に対する御理解と御協力に深く感謝を申し上げますとともに、よい新年をお迎えくださいますよう心からお祈り申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松本均) 私からも挨拶を申し上げます。  令和 4年11月定例会の閉会に当たり、市議会を代表して一言、御挨拶申し上げます。  ワールドカップ2022カタール大会は、大変、白熱した試合が行われ、アルゼンチンが優勝し、閉幕しました。日本は掛川出身の森保監督の采配により、死の予選グループと言われた中でも 1位通過を果たし、2010年大会で優勝したスペインと2014年大会で優勝したドイツに勝ち、日本中に感動を与えてくれました。しかし、前回の2018年の開催国がどこか覚えていますでしょうか。世界中から人が集まりサッカーの祭典が今、戦争をしているロシアで開催されていました。たった 4年のうちに世界は大きく変わってしまったと私は思っています。  さて、今年も残すところ 2週間余りとなりました。新型コロナウイルス感染症は依然として感染の波を繰り返していますが、振り返りますと、今年は掛川、大東、大須賀の各地区で 3年ぶりとなるお祭りが開催され、市当局開催の地区集会や議会主催の議会報告会も参加者を限定し、膝を向き合わせての対話ができ、様々な催しも市内各地で行われました。ウィズコロナの生活も少しずつですが、以前に戻りつつあるように感じられた 1年でありました。  一方、医療関係者をはじめ教育施設や福祉施設関係者の皆様など、感染対策を講じながら社会生活の継続を守っていただいております皆様に改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います。  市民の皆様におかれましても、年末年始を迎えますが、現在、県内の病床利用率は上昇傾向であります。医療逼迫注意報、感染再拡大警報が発令されていますので、気を緩めることなく、引き続き万全な感染予防対策をお願いしたいと思います。  また、 9月23日の台風15号は市内各地に甚大な被害をもたらしました。その災害復旧をはじめ、地区集会、学校再編意見交換会の開催や環境資源ギャラリーの新施設計画、DXやシティプロモーション、駅前での自動運転の実証実験など、久保田市長をはじめ当局の皆様におかれましては大変な 1年でありましたが、そのような中でも行政運営が行われたと思います。  次に、定例会について振り返ってみたいと思います。  11月16日に開会し、本日まで34日間の会期でありました。議員各位におかれましては、慎重なる審議と御協力をいただき、誠にありがとうございました。  今回が 6回目となる会派代表質問では、創世会、新しい風、日本共産党議員団、市民派・公明倶楽部、そして共に創る掛川の 5つの会派の代表がそれぞれ登壇し、市政運営、令和 5年度掛川市行政経営方針、子供たちを取り巻く環境、コロナ感染対策、誰一人取り残されないデジタル社会の実現、決算審査意見書への対応などについて、大所高所から議論が交わされました。  続いて行われた一般質問では 8人が登壇し、様々な視点から質問を行いました。市長、教育長はじめ当局におかれましては、議員からの質問に対し真摯に対応していただき、感謝申し上げます。高齢者が活躍するまちづくり、地方分権の推進と政策展開、地域医療、創業支援、企業版ふるさと納税、台風15号の教訓を生かした施策、地域要望への対応、脱炭素社会の構築など議員各位から様々な提言がありました。特に、台風15号による災害対応や地区集会のテーマ上位 3件の道路や河川などの草刈り、役員の成り手不足による自治会運営の存続、農業振興地域と土地利用など、市民の身近な重要課題についてのやり取りも多くありました。  当局と議会は、行政を運営する上で車の両輪であります。当局と共に市民満足度の向上を目指してまいりますので、今回の決議をはじめ提言内容を十分に吟味していただき、来年度の予算編成と各種施策の実現へとつなげていただきたいと思います。  次に、本定例会における議案等につきましては、一般会計等の補正予算が13件、条例の一部改正が11件など合計28件の議案が提出されました。これらの議案につきましては各委員会での審査を経て、また本会議場へ上程した案件につきましても本日議了となり、閉会の運びとなりました。議長としても大きな喜びと同時に無事重責を果たし、安堵しているところでございます。議事進行に御協力をいただいた各委員長をはじめとする議員各位に御礼申し上げますとともに、久保田市長をはじめ、丁寧な御説明に留意いただいた当局の皆様にも感謝申し上げます。  次に、常任委員会協議会について申し上げます。  令和元年度から議会活性化の一環として、各常任委員会が年間テーマを定め、年間を通じて調査研究をする取組を実施しております。総務委員会では「市の持続的な成長のために」、環境産業委員会では「掛川市のカーボンニュートラルに向けた意識改革」、文教厚生委員会では「新しい学校施設の在り方について」をテーマとして進めてまいりました。 5月以降、現状説明や現地視察など、当局の皆様には御対応いただき、ありがとうございました。  コロナ感染症対策として各自治会長様に参加を限定し、 4回の議会報告会により中間報告を行い、多くの意見をいただきました。なお、この中間報告掛川市議会ホームページにて公開させていただいております。今後、各常任委員会で議論内容の肉づけを行い、議会活動につなげてまいります。  来年 1月 8日から、NHK大河ドラマ「どうする家康」が放送開始となります。掛川城、高天神城、横須賀城、 3城をはじめとしてシティプロモーションにつなげること、掛川らしさがあふれたおもてなしを期待いたします。  結びに、議員各位並びに久保田市長をはじめ当局の皆様におかれましては、この 1年本当にお疲れ様でした。今年の冬は日ごと寒暖の変化が激しい状況となっておりますが、健康管理には御留意の上、穏やかな年末年始をお迎えいただきたいと思います。  新しい年が掛川市並びに掛川市民にとって希望の年となりますことを御祈念申し上げ、私からの閉会の挨拶とさせていただきます。 1年間本当にお疲れさまでございました。 ○議長(松本均) これにて本日の会議を閉じ、令和 4年第 6回掛川市議会定例会を閉会とします。                 午後4時07分 開会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         令和   年   月   日              掛川市議会議長    松 本   均              掛川市議会副議長   二 村 禮 一  [ 署 名 議 員 ]              掛川市議会議員    富 田 まゆみ              掛川市議会議員    草 賀 章 吉...